日本対カナダ(2022.11.17)の日本得点シーン

試合分析
日本対カナダ(2022.11.17)の日本得点シーン

田中碧が競り合う

相手のキーパーからのロングキックを田中碧が相手13番と競り合い、後ろに流れルーズボールとなる。この時に柴崎、伊藤、谷口がセカンドボールに備えて準備する。

谷口のワンタッチパス

田中碧の後ろにボールが流れ、谷口と相手20番の近くにボールが落ちるが谷口がいち早く反応し、ショートバウンドのダイレクトパスでそのまま柴崎にボールを送る。この間に柴崎は頭を振り、前の状況を確認している。

柴崎がワンタッチで前を向き南野へ縦パス

手前でバウンドした難しいボールでもワンタッチで前を向き、すぐにパスを出せる位置にボールを置く。柴崎が前を向いたときに受けられる態勢になっていたのは久保、南野、相馬の3人。フリーになっているのは久保と相馬だったが、南野への縦パスを選択する。

サイドではなく中央への楔のパスを出した時点で、柴崎は相手の背後に出すことをすでに決めていたのかもしれない。縦パスを出すことにより、13と6が食いつき、さらに相手DFの目線を変えて、相馬が裏に走る時間を作る。

ダイレクトでリターンをもらい裏へパス

柴崎はワンコントロール入れて少しタメを作り相馬と目を合わせる。DFラインの2と5は相馬の存在に気付かずボールウォッチャーとなり、4と3は中途半端にラインを下げる。相馬は4に近づきながらオフサイドに気を付けて裏に走り込む。

正確なロングパスとタイミングを合わせた相馬のランニング

柴崎の完璧なロングパスに、相馬はオフサイドにならないようにタイミングよく裏を取る。キーパーとゴールの位置は見ていないようだったが、足先で軌道をずらし感覚でコースを狙った感じがする。相馬の右サイド起用と柴崎のパスセンスの高さがハマった綺麗なゴールでした。相手の4-4-2ブロックに終始手こずった印象の試合でしたが、ドイツ戦に向けて1つ攻撃のバリエーションが増えてよかったのではないでしょうか。

1セッションメニュー ウォーミングアップ シュート ディフェンス ドリブル パス&コントロール ポゼッション 崩し 練習メニュー

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