エスパニョールのデザインされたコーナーキック

試合分析
エスパニョールのデザインコーナーキック

セットポジション

コーナーをける10番はいつでも蹴れる態勢で待つ。

14番(落とし役)と20番(シューター)はペナルティーアークの左右に配置。

それ以外の選手は横広がりになるようにペナルティエリア内に6人を配置する。

ペナルティアリアの端で受ける

14番がペナルティエリアの端まで寄ってきてグラウンダーのパスを受ける。(相手を1枚引き出す)

ゴール前の選手はオフサイドに気を付けるためポジションを下げ、手前側の選手はディフェンスをゴール側に押し込む。(ファウルに気を付ける)

10番の選手はオフサイドラインの手前まで引いてくる。

キッカーにボールをダイレクトで落とす

14番の選手は10番の選手にグラウンダーのダイレクトパスを出す。

20番(シューター)の選手は10番の選手からダイレクトでパスをもらえる角度にポジションを微調整。

ペナルティエリア内の選手は引き続き、ディフェンスをゴール側に押し込む。(20番をフリーにさせるため)

ペナルティエリア手前からシュート

10番の選手は20番の選手へグラウンダーでダイレクトパスを出す。

20番の選手はパスに合わせてスペースへ走りこみ、そのままダイレクトでシュートを打つ。

ペナルティエリア内の選手はシュートコースを開ける。

パス&シュートの質の高さとボールに関わっていない選手のサポート

シュートはディフェンスの股を抜いて見事に決まりました。この間、すべてグラウンダーのダイレクトで完結しており質の高さに驚きます。10番のアシストも良かったですが、14番の落としのパススピードもパーフェクトだと思います。エリア内の選手も、20番をフリーにさせるためにサポートしており、相手を押し込んだりシュートコースを開けるためにポジションを取っていたりと、緻密にデザインされていることが分かります。質の高い選手がそろっている場合に有効なセットプレーだと思います。

2022/9/18(日)ラ・リーガ第6節 レアル・ソシエダ 対 エスパニョール(2-1)

得点者(レアル・ソシエダ):アレクサンダー・セルロート、ブライス・メンデス

得点者(エスパニョール):エドゥ・エスポジト

1セッションメニュー ウォーミングアップ シュート ディフェンス ドリブル パス&コントロール ポゼッション 崩し 練習メニュー

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