イランの守備ブロックを崩すアクション

イランは5-4-1の守備ブロックを敷いており、ラインは中間に設定されている。そこで18べリンガムは一度裏に飛び出すアクションを見せる。パスは出なかったが、イランの守備ラインを崩すことに成功する。それを見て10スターリングは下がってパスを受けようとする。5ストーンズは右サイドにフリーの選手が2人いたが、6マグワイアへリターンパスを選択する。
マグワイアの絶妙な持ち出しと縦パス

リターンパスをもらった時点ではパスコースを消されていたが、自分で持ち出すことにより縦へのパスコースを自ら作り出す。

6マグワイアの持ち出しに19マウントが反応しパスを要求する。10スターリングは自分にパスは入らないと悟り、19マウントへパスが入ることを予測して相手の裏を取る動きをする。

最高のタイミングで19マウントに縦パスが入り、10スターリングを認知していたためワンタッチでボールを送る。この時に、足元ではなくスペースにパスを出すことにより、10スターリングはスピードを落とさずにプレーする事が出来ている。
スターリングの運ぶドリブルとショーの正確なクロス


10スターリングは左サイドに3ショーがフリーになっているのを認知していたが、すぐには出さずにペナルティエリア手前までドリブルで運んでからパスを出す。これによりイランDFは3ショーへのプレスが遅れ対応が後手になった。

これによりショーは中の様子を見る余裕があり、よい状態の味方へ正確なクロスを送る事が出来た。
べリンガムのゴール意識の高さと得点能力

18べリンガムはダブルボランチの1人として起用されていたが、裏を狙うアクションやクロスに対してゴールを狙える位置に入っていくなどかなりゴールへの意識が高いことがわかる。ここもクロスに対して走り込めるスペースを残してから入っていくFWのような動きをしていた。それにより、イラン19ホセイニ(身長187㎝)に競り勝つ事ができ、ゴールを決めた。19歳でイングランド代表のスタメンで出てゴールという結果を残し、今後はスター街道を歩んでいく選手になるのではないでしょうか。
1セッションメニュー ウォーミングアップ シュート ディフェンス ドリブル パス&コントロール ポゼッション 崩し 練習メニュー
コメント